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『障がい者雇用を増やすことが私たちの目標ですが…』

2018.07.30

 

『障がい者雇用を増やすことが私たちの目標ですが…』

夏休みにみらせんジュニア熱田教室に通う子供たちが地元中小企業様にインターンシップに行きます。

受け入れてくださっている企業様は10社以上で、20名ちょっとの高校生が各2業種以上を体験します。

得意なことを活かせそうな企業様とマッチングを行い、就職前提の子から採用試験に繋げたい子、力試し、夢や将来の目標探しの子まで目的は様々です。

インターンシップの打合せに伺うと、本当に有難いことに『子どもたちのためや社会貢献のためだけではなく自社のためになる』と話してくださる経営者さんが多く、

【障がい者雇用は自社の発展につながる】

と捉えられている方とご縁を頂けていることに気付かされます。

そういった発言がある経営者さんの会社に伺うと、現場の方たちも受け入れに前向きで、

子どもたちのことを考えたインターンシップの具体的な提案をしてくださることが多く

経営者さんの想いって社員さんたちにきちんと伝わってくんだなぁと学びにもなります。

日本の障がい者雇用率は2.2%
アメリカは7% フランスは6% ドイツは5% が障がい者雇用率です。

他の先進国では、20人に1人以上の割合で障がい者が働いているのです。

私の経験上、20名を雇用されている企業なら業種に関わらず障がい者雇用ができます。

が、

それは、経営者さんが障がい者雇用をしたい!と思い専門家である私たちと一緒に挑戦してくださる場合に限ります。

実際、たくさんの企業様と関わらせて頂いていますが、「えーーーー!!」て思う経営者さんもおられます。

「社内を障がい者がいるだけで客がこなくなるからずっと納付金(障がい者雇用をしないかわりに払う罰金的なもの)を払う」とか、

「障がい者にお金をあげるから来なくていい雇用契約はできないのか」とか、

「障害者にやらせる仕事はない」とか

最初から最後まで給与や助成金、税金等お金質問しかないとか、

こんなことを私の目の前で言えるということは、

私はまだまだ想いや考えをしっかり発信できていないのだなぁ・・・と。

自身の反省になります。

私たちは、障がい者雇用を増やしたい! それは、彼らのシアワセの幅が広がるから。

でも、経営者の想いがない雇用なら、なくてもいいとも思っています。

だから、こちらからお断りすることや経営者さんによっては障がい者雇用ではなく納付金(障がい者雇用をしていない企業が払う調整金)をお勧めします。

障がい者雇用率をあげるために、定着率が望めない就職があってはいけない。

大切にされない雇用があってはいけない。

私たちはみらせんジュニアたちの大切な人生に関わらせて頂いているので、信頼できる方にしかインターンシップのお願いをしません。

まだまだ夏休みのインターンシップ打ち合わせが続き、受け入れて下さる企業様も増えそうです。

たくさんの企業様のご協力と共に挑戦してくださること、本当に幸せに思っています。

障がい者雇用にご興味がある経営者さん、担当者さん、
お気軽にお問い合わせください。(0528874993 担当 竹内)

障がい者雇用の提案、紹介、インターンシップ中に支援者の派遣等すべて無料です。

一緒に考えさせてください(^^)

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みらせん(特定非営利活動法人障がい者みらい創造センター)は、名古屋と知的発達障がいに特化しています。

みらせんホームページ
http://mirasen.org/mirasen.org

みらせんLINE
https://line.me/R/ti/p/%40wwu1425j

1人で悩まず、お気軽にご連絡ください。

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