「この子たち、本当に障害者ですか?」
2018.06.13
「この子たち、本当に障害者ですか?」
みらせんジュニア熱田教室には週に何人もの中小企業経営者さんがお越しになります。お越しになる理由は様々で、夏休みに向けて実習や内職の打合せ、求人をお預かり、障害者雇用のお話、内職提供のご紹介等です。
県内の方はなるべく教室にお招きして、みらせんジュニア(障害の診断がある教室利用者さんのこと)たちが静かにお仕事をしているところを見て頂きます。
最近よく聞かれるのは、「障害者に見えないのですが、どこに障がいがあるのですか?」「見た感じ働けそうだし、うちの新卒よりしっかり受け答えができています。」「イメージしていた障害児と違いました。」などなど
みらせんジュニアの現状は、だいたいですが、高校生8割中学生2割。知的障害者手帳の判定は4度(軽度)が6割、3度(中度)が3割、知的障害なしが数名と2度(重度)が1名?だと記憶しています。
静かに黙々と仕事をし、報告は敬語を使い、お客様に挨拶もしっかりできる。
ただそれだけです。
それぞれに課題や目標はありますが、それは障害者だからあるのではありません。何かを目指し、向上心があるから課題や目標があるのです!
実習の打合せ時に「報告の声が少し小さいことがあります」「よそ見をして手がとまってしまうことがあります」「指示がないと次のことがわからなくて動きが止まってしまいます」と話すと
「そんな社員、たくさんいますよ」と言われることがほとんどです。
夏休みの実習(インターンシップ)受け入れ先も増え、希望者全員が実習に行けそうな雰囲気になってきましたが、たくさんの企業さんに関わって頂き、正しく障がい者雇用を理解していただくきっかけにしていただきたいとも考えております。
求人や採用に困っている企業さん、是非ご連絡ください。意外と幅広い分野のお仕事ができます。私の経験上20名程度の従業員さんがいる製造業以外の企業様も障害者1人分以上の仕事が確保できます。
企業実習を希望される高校生はなるべく早くみらせんジュニア教室にお問い合わせください。
就労移行支援。A型、B型どこも『障害者不足』と言われています。一度利用を決めた障害者を離さないことに必死な事業所がたくさんあります。そして高等部卒業後の利用や雇用の変更は少し体力がいります。
だから、福祉実習も大切ですが、企業実習にも行きましょう。4度の場合はほぼ100%実習ができます。3度の場合でも精神的に安定していればほぼOK! 2度の場合は危険認知の程度により可能な場合があります。
決めるのは企業様!! 親御さんや先生、スタッフの判断で「企業実習も無理」と勝手に決めることは絶対にダメです。
もちろん軽度の障害者を好む企業様が多いですが、少数ですが中度重度がいいと言ってくださる企業様もあります。
ただ、立ち仕事が多いです! 座って行う内職のような仕事はあまりありません。だから学校帰りの疲れている時にもうひと頑張りさせることで遊んでいる子どもたちと差を作ります。
29日は南養護学校の学校開放日です。その前後に是非、お立ちよりください。
※予約を優先させて頂きます!
★★お礼★★
先日、開催した中電ウイング見学会にご参加頂きました皆様、ありがとうございました(^^)
次回は6月6日です。
A型B型移行支援年金等 知った気になってる方はたくさんいます。
今年の法改正も含め話させて頂きますので、5月の学習会に来てない方は 是非ご参加ください。
法や制度をしっかり理解し、最新の情報をゲットしてください!
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NPO法人みらせん(障がい者みらい創造センター)は、知的障害児の担任をしていた竹内が生徒たちの未来をより豊かなものにしたい!と強く想い立ち上げた法人です。
みらせんジュニア教室(放課後等デイサービス)の運営、障害者雇用コンサル、障害理解セミナーの開催と講師派遣、福祉施設の工賃向上コンサルティングをしています。
名古屋の障害者雇用を変えるために、本気で活動中!
みらせんジュニア熱田教室
名古屋市熱田区花表町8-12
052-887-4993
メール info@mirasen.org
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