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放課後等デイサービスのあるべき姿 …

2018.05.08

放課後等デイサービスのあるべき姿 …  集客できなくてもイベント・送迎をやらない理由。

名古屋市内に放課後等デイサービスは310を超える事業所があり、名古屋市の今年度の予算は90億です。利用者は取り合いで放課後等デイサービスも潰れる街になりました…。

放課後等デイサービスは障がいがある ( 障がい者手帳がなくてもOK ) 小学生から高校生が利用できます。サービスの質はそれぞれで、未だに預かっているだけ、遊ばせているだけの事業所もありますが、学習やちょっとした就労の訓練をしている事業所もあります

事業所の車で学校や家までに迎えに行き、事業所で過ごし家まで送るドア to ドア。
土曜日や夏休みは派手なイベントやお出かけがあり、子供たちは楽しく過ごすことが出来ます。

放課後等デイサービスの利用が終わった卒業生の保護者は、
「デイがなくなって、どこにも行けなくなった。」「お出かけに毎回連れてってあげれないし、家で過ごすしかないからストレスをためている。」「18歳を超えても利用できる遊びのサービスはないか。」「余暇がなくなってしまった」と…。

『出かける練習もさせず、送り迎えが当たり前の生活をしてたんだから、遊びに出かけれなくて当たり前です…。』と私は言いたくなります。

利用する子供たちを楽しませるのは簡単。厳しいことを言わず、機嫌をとり子供に「また来たい!」と言わせるのも簡単。親御さんを楽させることも簡単です。

だけど、そんなことより大切なことがあるのです。

私は、支援者として子供たちの未来を見据えた支援をすることの必要性と親御さんの正しい選択が必要だと考えています。

私たちが運営する『みらせんジュニア熱田教室』は、お出かけやイベントをこちらから提供することはほぼありません。

お出かけは、子供たちが考え計画したものに限り、スタッフが同行する余暇学習にしています。行き先や交通手段を調べ、内容や予算も考え、お友達を誘うことの繰り返しで、お出かけする力を身につけさせます。

お出かけをしない場合は、1日に4時間、企業の内職や作業に取り組み、アルバイトをしている状態に近づけています。

『未来は過去の積み重ね。』

就労学習をするために市外から通ってくれる利用者さんがいます。送迎がないから毎回親御さんが時間をつくり、送迎をしてくれている利用者さんもいます。近くに送迎付き遊び付きのデイがあるのにわざわざ時間をかけて当所してくる利用者さんもいます。

そんな利用者さんとご家族の姿は、私たちを動かします…。

選んでいただいたこと、大切な時間を共に過ごしてくれることへの感謝。必ず結果を出し高校卒業時に大きな差をつけることが私たちにできる恩返し。

毎日、何人もの方が見学や勉強、偵察?お茶を飲みに?きてくださいます。私たちもできる限り対応していきますので、

興味をもち、関心をもち、関わることから始めて頂きたいです。

放課後等デイサービスのスタッフさんへ
余暇学習や就労学習を取り入れてみませんか? 彼らの未来のために彼らの時間を使うことにもっとシビアになりませんか? 見学にきてください。教室で使っている学習プリント を差し上げ、支援と学習のポイントをお伝えします。もれなく竹内のあつ~い話付きですよ ( 笑 )

本来あるべき放課後等デイサービスの姿を共に考えましょう。

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特定非営利活動法人 障がい者みらい創造センター
略して 【 みらせん 】は、

名古屋と知的障がい、発達障がいに特化した情報発信をしています。

みらせんLINE
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