『おこだでませんように』

教師になって1年目の研修で読み聞かせて頂いた絵本の題名です。

男の子が 家でも学校でも怒られるお話で、お母さんも先生も彼の行動だけを見て怒り、彼の言い分を先に聞きません。

「妹を泣かしちゃダメでしょ!」
(彼なりに頑張って面倒をみたのに。)
「なんで宿題終わってないの!」
(他にやることがあっただけ。)
「友だちをたたいちゃダメでしょ!」
(友だちが先にイジワルをしたのに。)
「大声を出しちゃダメでしょ!」
(大声を出すと、元気がいいねって褒めてくれたに。)

男の子は、理由があって言い返しません。怒られるけど、お母さんや先生のことを想って黙って怒られ続けます。

男の子には1つだけ、願いがあります。
その願いは…。

この本を買って9年。いつも見えるところに置き、たまに読み返しています。お母さんや先生の怒るセリフを読む時、彼の心の声を読む時、彼の願いを読む時、未だに必ず泣けてきます。

子育ても障がい者支援も
『自身が心に余裕をもつことがとても大切。』

日々の生活や仕事に追われると、自分のことや家庭のことで手が一杯になり、子どもや相手の気持ちを考えられなくなることありませんか?

急かす様な言葉や、少し声を大きくして言うことを聞かせようとする言動。
どちらも 子どもや利用者さんではなく、大人や支援者の考え方や捉え方の問題です。

この話をしたのは、知的障がい者とヘルパーさん(たぶん移動支援。お出かけに付いてきてくれる方)とたまたま同じ場所で少しの時間を過ごしたからです。

「ちゃんと歩いて!」「間に合わないよ!」「遅れたらどうするの!」「急いで!」「何回言えばわかるの!」

悲しくなりました…。

あなたの力不足でしょ。利用者さんのせいにするなよ。会話じゃなくて指示のみじゃん。あなたが変わらない限り、あなたの言葉は変わらない。彼の行動も変わらない。お互いストレス…。

気付いて欲しいなぁ!

支援者さんや親御さんには是非、手元にこの絵本を1冊おいて、定期的に読み返し、自分の行動や発言を振り返ったり、大人の価値観で一方的な声かけをしていないが考えたり、

「子どもや利用者さんの話をきちんと聞けているのか」

自身をチェックして頂きたいです。

本の朗読が YouTube にあがっていますが、それは見ないことをオススメします。
絵本を手にとり是非、読んでみて下さい。

ご希望の方にはお貸ししますので、トークから連絡ください。

下記 EhonNavi に「全ページためしよみ」があります。が、登録が必要です…。
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=21417&spf=1

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