就労継続支援A型事業所に進むと2年でクビになる?!

就労継続支援A型事業所に進むと2年でクビになる?!

4月か5月に開催された名古屋市の養護学校進路説明会(在学生の保護者対象)で、「就労継続支援A型事業所に進むと2年で突然クビになることがあります。そうなっても他にA型事業所はたくさんあるから大丈夫です」

と話があったそうです。

この情報は間違いです。8年ぐらい前の話です…。あれから制度が色々と変わり、2年で利用を切られることは まずありません。

こんな間違った情報を学校が流していることに呆れます…。これがA型経営者さんたちの耳に入ったら、抗議どころか大きな問題になってもおかしくないぐらいの誤報です。

県立の先生たちが聞いたら「名古屋はいつまでそんな古い情報をあたかも真実のように話しているのだ」と笑われるに違いありません。

「2年でクビ」があったのは、障害者雇用をすると申請できる特開金という助成金(2年で1人120万、重度判定がでると3年で240万)を目当て?うまみ?としてA型事業所の開業がいっきに増えた時の話です。

このお金は、新しく利用を開始した人がいると申請でき2年間もらえます。このお金を貰い続けるために2年で辞めさせて違う障がい者を入れてまたこのお金を貰う。ということをしていた事業所がありました。

『儲かるから』開業した経営者が多いのは事実ですが、その数年後、このお金はA型施設は申請できなくなりました。

それどころか、工賃を事業収益から出すように指導が入るようになりました。

簡単に話すと、A型事業所は1日に利用者が1人くると6000円以上のお金が国から入ります。2人だと単純に2倍、10人だと10倍の金額になります。

それに加え2年間の特開金があったので、大げさに話すと障害者が何も生産したり、仕事をしたりしなくても最低時給を払うことができました。

今は、利用者さんが働いて得た利益だけで賃金を払い、1日6000円のお金は施設の運営費のみで使うように と行政が指示しています。

愛知県内の7割のA型事業所が、障害者が働いて得た収益のみで最低賃金を払うことができていません。

だからまれにA型事業所の突然の閉鎖で大量の解雇者がでたり、A型事業所がB型事業所に変わったりしています。

これが全国的に問題になっていますが、正しい情報があれば、A型事業所は 安心して進める進路の1つです。

名古屋にはしっかり運営されているA型事業所がたくさんあります。

福祉事業所に理解ある支援者がいることは当たり前であってほしいけど、残念ながらそうでないところもあります。

賃金と支援、どちらも諦めることのない進路選択ができるよう、たくさん実習に行ってほしいです。

中学生でも実習ができる事業所がありますし、みらせんジュニア教室でも実習先や企業のインターンシップをお繋ぎできる場合があります。

一人で悩まず、正しい情報をシェアして焦らないけど急ぎながら共に準備をしていきましょう。

愛知県HP 就労継続支援A型、B型 全施設の平均時給、月工賃公開ページ
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogai/28abjisseki.html

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